あつ

いつのまにかALSでした

宿題

小学一年の夏休み前

算数のプリントが宿題でした

 

最後の文章問題

何度読んでも分かりません

幸いに姉たちがいたので

教わろうと軽い気持ちで

聞きました

 

そしたら

プリントを一瞥した長女が一言

「読めばわかるから」

で、おわり

誰も、姉に逆らえず

教えてくれませんでした

 

私は悔しくて

絶対に勉強は姉たちに聞かないと

その時に決めました

分からないことのないように

授業中ですべて理解するようにしました

 

おかげで成績は良かったです

母は私が勉強ができる子と

思い込んでいました

私を薬剤師か栄養士にしよう

資格を持たせようと

 

中学校から

私立に入れようと

担任に相談していました

担任の先生から聞いてビックリです

先生に「友達と一緒が良い」と

お願いしました

 

高校進学の時も

母は担任に私は昭和薬科大付属に行くと

伝えていました

また、担任の先生から聞いて

「勉強はもうイイから、中部商業に行って

 早く就職がしたい」と先生にいいました

担任の先生は

「じゃあ、間を取って普通高校に行こう

 気が変わって進学したくなっても、行けるし

 就職もできるから」と

どっちの意見も活かせる提案をしてくれました

私は先生の提案で普通高校

 

さすがに

高校卒業後の進路は

先回りして、母が栄養士と騒いでいたので

辞書ほど分厚い専門学校の本を持ち帰り

自分で行きたい学校を探し

担任や進路指導の先生も巻き込み

どうしてもここに行きたいと

姉たちに両親を説得してもらい

やっとのことで私は

行きたい学校へ行けることに

 

沖縄を離れて内地に行く

学費を私だけ出してもらうため

最初から、生活費は自分でと決め

就労学生で、会社も決めていました

大変でしたが、素敵な人にたくさん出会い

とても良い時間を過ごすことが出来ました

 

今では両親にとても感謝してます

私のわがままを聞いてくれて

東京の学校へ行かせてくれたこと

おかげでとても良い時間を

過ごすことが出来ました

たくさんの素敵な出会いがあり

その方々のおかげで今の私が居ます

 

本当にありがとう

ずいぶん題名糸離れましたが。