ストーカー

当時はまだその言葉はありませんでした

何年後かにその言葉が出た時に

”これだ”と思いました

理容室はバス停にあり

ガラス張りでした

３年の就職休み

その頃

作業着で夕方　バス停に立っている

お客さんが居ました

アルバイトは友人と私の女子二人

店長や従業員（男性）が

「あいつ、ここバスで通らないはずなのに

　おまえたちのどっちか待ってるんじゃないか？」と

言い出しました

二人で「私じゃないよ。あんたじゃない？」と

言い合っていました

建物の横に路地道と裏口があって

2層式の洗濯機が置いてありました

用があり彼女が出ると

その人が路地に入って来て

「今日は何時まで？」と聞かれ

「もう終わりです」と言うと

「二人家まで送るから、待ってるね。」と

一方的に言われたとの事

やっぱり私たち

反対方向なのに断れなくて

近いから私が先と思ったのに

彼女からと言われて

彼女を下した後が長くて．．．

ずっと沈黙30分くらい

怖かった

家に着いたとたん突然

「惚れました。」と

「返事は今度で。」と言って降ろされました

それから一週間くらい毎日帰りに

待ってて．．．

「どうせもうすぐ内地行くからいいよ。」と

言っていたら

お店の人たちに「あいつは待つっていうよ。」と言われて

「他に好きな人いるからと

　嘘でも断ったほうが良いよ。」と

次の日

言いました

それからは来なくなりました

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＜近況報告＞

週末

家族がたくさん来ました

賑やかな週末でした